経緯
小金井市は、事業所数や従業員数が近隣市と比較して少ないという産業特性を持っています。そこで市では、起業家の育成および市内定着を支援することによって、地域に根差した産業振興を図るための拠点として、2014年４月に東小金井事業創造センターを開設しました。
開設する1年前の2013年8月より、施設の企画段階から携わり、利用方法や料金などの検討を小金井市とともに進めてきました。その後、指定管理者として施設運営を行っています。
東小金井事業創造センター KO-TO
東小金井事業創造センターKO-TO（コート）は、小金井市が設置した公共の創業支援施設です。個室、ブース、シェアスペースをシェアオフィスとして利用でき、住所の利用や法人登記、会議室の利用が可能です。教育、介護福祉、食、クリエイターなど多様な業種の起業家が集まっています。また、創業のワンストップ相談窓口として個別創業相談や、毎年開講している創業スクール、セミナー、交流会などを通して、市内の創業支援を行っています。
目的・成果
小金井創業支援事業計画におけるワンストップ窓口として創業に関する相談に応じ、また、オフィス環境を提供することを目的としています。平成28年度の創業相談件数は約150件、占有スペースである個室・ブースは満室状態が続いており、シェアスペースの利用者を含めると、平成29年7月時点で50社以上がオフィスとして施設を利用しています。
PO-TO・MA-TOとあわせた創業支援施設群を「コウカシタ・ヒガコインキュベーション」と定め、地域の資源やネットワークを活かした事業を育てていくビジネスの拠点としています。
課題解決を図るための生活関連ビジネス推進などを定めた小金井市の産業振興プラン、平成27年度から2年にわたり行なった地方創生に係る事業において、KO-TOは創業機運醸成を経た市内の定着先として位置付けられるだけでなく、創業支援の実績を活かすことにより、株式会社JR中央ラインモールとの事業連携により開設したPO-TO（ポート）、CO-舎（コーシャ）、リンジンなどの開設に発展してきました。
現在はそうした取り組みが評価され、中小企業庁の創業支援事業計画施策事例集に先進事例として紹介され、ソフト支援が充実した創業支援施設として全国の自治体、経済産業局などの視察が続いています。
パートナー
小金井市
株式会社JR中央ラインモール
［行政・企業・団体の方へ］
小金井市の創業支援施設を開設するプロジェクトとして、企画、調査、設計の段階から携わり、募集業務やワンストップ窓口としての相談業務等を含む運営を行っています。
高架下や空きビルをはじめとする“空きキャパシティ”の活用に関するご相談を随時受け付けております。シェアオフィス、シェアキッチン等の企画コンサルティングや運営委託などをご検討の方は、本サイトのCONTACTもしくは下記までお気軽にご連絡ください。
TEL. 0422-30-5800 MAIL. info@town-kitchen.com
＜視察プログラムのご案内＞
行政、企業、団体様を対象に、視察プログラムをご用意いたしております。詳しくはトップページ最下部のNEWSよりご確認ください。 ※当面はオンラインでの開催を予定しております
DATA
- 住所
- 東京都小金井市梶野町1-2-36
- アクセス
- JR中央線東小金井駅より徒歩5分
- 面積
- 177.97㎡
- 開設
- 2014年4月1日
- URL
関連URL
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