東京多摩のエリア価値向上を目指す「まちの不動産」オープン -空き家利活用や地域情報発信の拠点を東小金井に-
2019.09.05|プレスリリース
創業支援や地域活性に取り組む株式会社タウンキッチン(小金井市)は、本日9月5日(木)に「まちの不動産」を新たに開設します。新拠点を中心として自転車で10分圏内エリアの価値向上を目指した不動産紹介および空き家の利活用提案をスタートします。
生活に必要不可欠な施設が徒歩圏内に集まる都心に対し、大部分を住宅や緑地が占める郊外は、駅周辺など一部を除き、徒歩だけでは生活が成立しない環境にあり、自転車やコミュニティバスを移動手段とした郊外特有の生活圏が形成されています。「まちの不動産」では、駅・商店・公園・住居といった生活の構成要素が揃う“自転車で10分圏内”を対象エリアとして設定します。
高度経済成長期の政策においてベッドタウンとして開発されてきた郊外は、昨今の働き方改革、空き家の増加なども相まって、“住む”という単一の目的に捉われないあり方が見直されています。「まちの不動産」は、空き家・空き地オーナー、行政・金融・地元企業などとのネットワークを活かしながら、店舗併用住宅でビジネスを始める、職住近接のために住まいを見直すなど、自分らしい生活を実現するための不動産紹介や利活用提案を行います。例えば、郊外において今や必須のコンビニエンスストアやスーパーマーケットといった生活利便のための施設ではなく、小さなベーカリーやカスタマイズ専門の自転車屋、週末限定で角打ちを行う酒屋など、顔の見える関係性の構築や日常生活が楽しくなることを狙った店舗、さらには、エリアが抱える困りごとの相談を受け付ける拠点などの集積を通して、まちの魅力を生み出すことを目指します。
拠点を開設するのは、3つのインキュベーション施設が並び、100者を超える創業者が集まるJR中央線東小金井駅の高架下です。創業者と共に新たなプロジェクトを立ち上げていくことを想定しながら、エリアの価値向上を図る拠点のモデルとして開設します。拠点内には円形地図を設置し、エリアの情報を集約・発信する機能を持たせるほか、内覧へは自転車で行き周辺の雰囲気を併せて案内するなど、エリアを知り愛着を持ってもらうことを促すことによって地域活性へと繋げていきます。
なお、多摩地域で唯一の東京都「起業家による空き家活用モデル事業」コーディネーターの採択者として、現在募集中の「空き家を活用した事業プラン」に関する相談をはじめ、創業者および空き家所有者・所有見込み者からの利活用に関する相談にも応じます。
概要
名称 まちの不動産
開設 2019年9月5日(木)
営業時間 11:00〜18:00 ※水・日・祝 定休
住所 東京都小金井市梶野町1-2-36 PO-TO N-03
(JR中央線東小金井駅より徒歩5分)
電話 0422-90-3353
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