東京多摩のエリア価値向上を目指す「まちの不動産」オープン -空き家利活用や地域情報発信の拠点を東小金井に-

創業支援や地域活性に取り組む株式会社タウンキッチン(小金井市)は、本日9月5日(木)に「まちの不動産」を新たに開設します。新拠点を中心として自転車で10分圏内エリアの価値向上を目指した不動産紹介および空き家の利活用提案をスタートします。


 生活に必要不可欠な施設が徒歩圏内に集まる都心に対し、大部分を住宅や緑地が占める郊外は、駅周辺など一部を除き、徒歩だけでは生活が成立しない環境にあり、自転車やコミュニティバスを移動手段とした郊外特有の生活圏が形成されています。「まちの不動産」では、駅・商店・公園・住居といった生活の構成要素が揃う“自転車で10分圏内”を対象エリアとして設定します。

 高度経済成長期の政策においてベッドタウンとして開発されてきた郊外は、昨今の働き方改革、空き家の増加なども相まって、“住む”という単一の目的に捉われないあり方が見直されています。「まちの不動産」は、空き家・空き地オーナー、行政・金融・地元企業などとのネットワークを活かしながら、店舗併用住宅でビジネスを始める、職住近接のために住まいを見直すなど、自分らしい生活を実現するための不動産紹介や利活用提案を行います。例えば、郊外において今や必須のコンビニエンスストアやスーパーマーケットといった生活利便のための施設ではなく、小さなベーカリーやカスタマイズ専門の自転車屋、週末限定で角打ちを行う酒屋など、顔の見える関係性の構築や日常生活が楽しくなることを狙った店舗、さらには、エリアが抱える困りごとの相談を受け付ける拠点などの集積を通して、まちの魅力を生み出すことを目指します。


 拠点を開設するのは、3つのインキュベーション施設が並び、100者を超える創業者が集まるJR中央線東小金井駅の高架下です。創業者と共に新たなプロジェクトを立ち上げていくことを想定しながら、エリアの価値向上を図る拠点のモデルとして開設します。拠点内には円形地図を設置し、エリアの情報を集約・発信する機能を持たせるほか、内覧へは自転車で行き周辺の雰囲気を併せて案内するなど、エリアを知り愛着を持ってもらうことを促すことによって地域活性へと繋げていきます。

 なお、多摩地域で唯一の東京都「起業家による空き家活用モデル事業」コーディネーターの採択者として、現在募集中の「空き家を活用した事業プラン」に関する相談をはじめ、創業者および空き家所有者・所有見込み者からの利活用に関する相談にも応じます。



概要
名称         まちの不動産
開設         2019年9月5日(木)
営業時間   11:00〜18:00  ※水・日・祝 定休
住所         東京都小金井市梶野町1-2-36  PO-TO N-03
                (JR中央線東小金井駅より徒歩5分)
電話         0422-90-3353





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地域に根ざした鉄道・金融・地元ベンチャー企業が連携体を組成 創業支援による郊外のまちづくりをスタート

株式会社タウンキッチン(小金井市)と、株式会社JR中央ラインモール(小金井市)および多摩信用金庫(立川市)は、2019年8月1日から最長3ヵ年に亘って、多摩地域を中心に、空き家・空き地を活かした郊外まちづくりに関する創業支援に取り組みます。 

 本取り組みは、東京都「インキュベーションHUB推進プロジェクト事業」の採択を受けて行います。
多摩地域において創業支援等を行う株式会社タウンキッチンが代表事業者を担い、JR中央線の沿線価値向上を目指す株式会社JR中央ラインモール、地域密着型の金融機関である多摩信用金庫が連携事業者を担う形で、地域の活性化に取り組む3社が連携体を組成します。

 駅と商業施設を一体的に運営しまちのにぎわいをつくる企業、資金・不動産といったまちの資産を扱う金融機関と、創業支援に取り組む企業が地域における“ハブ”の役割を果たしながら、さらに3社それぞれから広がるネットワークをあわせた体制を築くことにより、単一企業では実現し得ない地域を包括した創業支援が可能になります。起業家が地域の資源と課題を共有しながら、創業によるまちづくりが持続されていく将来像を見据えて取り組みます。

 郊外は、働き方改革をはじめライフスタイルを見直す動きの中で、職住近接、テレワーク、店舗付き住宅等による新しい働き方と暮らし方を実現するフィールドとして、大きな注目を集めています。また、人口減少や高齢化などにより増え続けている団地を含めた空き家・空き地は、まちのにぎわいづくりや防犯など多くの面で課題を生んでいます。そのような状況を念頭に、本取り組みでは、起業家が郊外まちづくりの担い手となり、空き家問題の解決を図りつつ、地域の課題解決に取り組むことを支援します。

 具体的な内容としては、JR中央線東小金井駅の高架下にある創業支援施設を拠点に、介護や教育といった地域の課題に特化したトークイベントやスクールを開催するなど、創業に無関心だった層の掘り起こしと育成を行います。また、商品サービスの展示販売として空き家・空き地の試験的運用や、不動産オーナー向けの利活用相談窓口の設置などを行います。
 

※「インキュベーションHUB推進プロジェクト事業」について
都が平成25年度より実施するもので、高い支援能力・ノウハウを有するインキュベータが連携体を構築し、創業予定者の発掘・支援から成長促進までの支援を一体的に行う取組を推進しています。都の制定する「2020年に向けた実行プラン」のうち、「スマートシティ 政策の柱4 国際金融・経済都市」に係る事業です。

東京都の報道発表はこちら


<参考情報>
1. 実施内容の概要図

2. JR中央線東小金井駅高架下の創業支援施設 「KO-TO」「PO-TO」「MA-TO」
・東小金井事業創造センターKO-TO(コート):小金井市の公共施設として2014年に設置。株式会社タウンキッチンが指定管理者を務める。シェアオフィス、創業相談窓口等を設置。
・PO-TO(ポート):株式会社タウンキッチンと株式会社JR中央ラインモールの協働により2017年に設置。店舗併設のシェアオフィス。
・MA-TO(マート):株式会社タウンキッチンと株式会社JR中央ラインモールの協働により2019年に設置。食とものづくりのシェア施設。 ※写真

3. 会社概要
・代表事業者
会社名               株式会社タウンキッチン
所在地               東京都小金井市梶野町1-2-36
代表者               代表取締役 北池 智一郎
事業内容            創業支援事業、シェアオフィス・シェアキッチン等の施設運営事業、不動産事業、メディア事業
設立        2010年7月

・連携事業者
会社名               株式会社JR中央ラインモール
所在地               東京都小金井市本町1-18-10
代表者               代表取締役社長 石井 圭         
事業内容            商業施設等の企画・運営・開発、駅業務受託
設立        2010年12月

会社名               多摩信用金庫
所在地               東京都立川市曙町2-8-28
代表者               理事長 八木 敏郎
事業内容            信用金庫法に基づく金融業務全般
       (預金業務、貸出業務、内国・外国為替業務、代理業務、
        投資信託・保険商品の窓口販売業務、各種相談業務 ほか)
設立       1933年12月


【問い合わせ先】
株式会社タウンキッチン/連携体事務局(担当:國廣)
Tel:0422-30-5800 Mail:info@town-kitchen.com

株式会社JR中央ラインモール(担当:服部、小宮) Tel:042-316-4417 Mail:press@jrclm.com
多摩信用金庫(担当:北原) Tel:042-526-7764 Mail:yuki.kitahara@tamashin.net



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郊外での新たなライフスタイルを提案する複合施設「ネスティングパーク黒川」5月10日開業


小田急電鉄株式会社と小田急不動産株式会社は、2019年5月10日(金)、川崎市北部に位置する小田急多摩 線黒川駅前に、シェアオフィスを核とした複合施設「ネスティングパーク黒川」を開業します。 同施設は、シェアオフィス「キャビン」を核とする複合施設です。「働く、遊ぶ、暮らすのあいだ。」 をテーマに、住まいの近くで働くことができる新たな仕事環境に加え、周辺の地域資源と連携を図りながら、地域のコミュニティ拠点を目指します。
キャビンは、個室・半個室タイプとオープン型のコワーキング・スペースで構成し、個室は店舗やショールーム等としてもご利用いただけます。カフェとしてもご利用いただける飲食店「ターナー ダイナー」や、集いの芝生広場「ヤード」を構えて、交流の機会を創出します。
タウンキッチンは、キャビンの企画・運営を担います。

所在地     神奈川県川崎市麻生区南黒川4番2号 (小田急多摩線黒川駅南口 徒歩1分)
オープン日時  2019年5月10日(金)10:00

事業主:小田急電鉄株式会社
施設全体運営:小田急不動産株式会社
企画・設計監理:株式会社ブルースタジオ
キャビン企画・運営:株式会社タウンキッチン
飲食店(ターナーダイナー)運営:株式会社WAT


▼キャビン内覧会
以下の日時でキャビンの内覧会を開催予定です。直接現地へお越しください。(事前申込み不要)
5月10日(金)10:00〜/12:00〜/14:00〜/16:00〜
5月11日(土)10:00〜/12:00〜/14:00〜/16:00〜
5月15日(水)11:00〜/14:00〜
5月17日(金)16:00〜/19:00〜
5月26日(日)12:00〜18:00まで毎時00分にスタート
※26日はオープニングイベントと同日に開催します


>プレスリリース(2019.4.25 小田急電鉄株式会社・小田急不動産株式会社)
「郊外での新たなライフスタイルを提案する複合施設 5月10日(金)、「ネスティングパーク黒川」開業 ~シェアオフィスや飲食店を構え、地域のコミュニティ拠点を目指します~」
>ネスティングパーク黒川ホームページ
>CABINホームページ

>2019年1月の第1弾プレスリリースについてはこちら

つくり手たちの市場「MA-TO」利用者募集を開始

報道者各位

つくり手たちの市場「MA-TO」利用者募集を開始 
シェアキッチンや工房など、低投資での開業を後押し

JR中央線武蔵境駅〜東小金井駅間の高架下に開設するシェア施設 MA-TO(マート) は、本日より利用者募集を開始します。同エリアには、創業相談窓口がある小金井市の 公共施設である東小金井事業創造センター(KO-TO)、店舗併設可能のシェアオフィス PO-TO があり、本施設はこれら既存施設に隣接し、新しく“食”と“つくる”の機能が備わった施設です。

レーザー加工機や 3D プリンターなどの工作機械を利用できるシェア工房や、業務用 厨房を 16 名で利用するシェアキッチンがあります。また、水道・ガスなど飲食店開業に必要な設備を施した専有区画があり、食分野での開業を段階的にサポートできるのが特徴です。屋外には、キッチンカーやワゴン販売ができる区画があり、空きキャパシティ利活用のモデル構築を目指します。

現地には創業相談に応じられるスタッフがおり、近隣のフリーランスや主婦などが手 軽に開業するためにハードとソフトの両面からサポートします。本施設は東京都「多摩ものづくり型創業支援施設整備補助事業」として、株式会社JR中央ラインモールとの協働で開設し、既存施設と合わせて100名以上の創業者が集まる創業施設郡の形成を目指します。


①名称: MA-TO(マート)
②敷地面積: 約670m²
③延床面積: 約170m²
④開業日: 2019年3月25日
⑤所在地: 東京都小金井市梶野町 1 丁目 2−36
⑥区画: RESTAURANT・SHOP・KITCHEN・FACTORY・CLASS・GARAGE

▼第1期募集締切
3月20日(水)  17時必着

▼内覧会開催日時
3月  7日(木) 12:00
3月15日(金) 14:00
3月15日(金) 19:00
3月18日(月) 10:00
※事前申込不要・現地集合

▼募集要項
www.koukashita.jp よりダウンロードください


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地域にしごとをつくるコウカシタスクール 10/6 開講 〜郊外に眠る未来の創業者を発掘〜

報道者各位

地域にしごとをつくるコウカシタスクール 10/6 開講
〜郊外に眠る未来の創業者を発掘〜

創業支援や地域活性に取り組む株式会社タウンキッチン(小金井市)は、東小金井事業創?センターKO-TO (コート)にて、全6回・約3ヶ月の創業スクール「コウカシタスクール」を今秋に開講します。

KO-TO は、2014 年に小金井市が設置した公共施設で、JR 中央線の東小金井駅高架下に位置しており、都 心に近い東京の郊外で、地域資源やネットワークを活用し、これからの社会に必要な事業を創?していく新 しいビジネスの拠点です。弊社では、開設時より指定管理者として施設を運営しており、常時 50 社程度の創 業者が施設を利用しています。

その KO-TO で未来の創業者を発掘するべく、開館当初から毎年開催しているコウカシタスクールは、今 年で 5 年目を迎えました。これまでの受講者は 100 名を超え、会社を辞めて地元小金井に八百屋を開業した り、故郷に U ターンして宿泊施設を開設するなど、地域にしごとをつくるきっかけを提供してきました。ま た、産業競争力強化法に基づく一定の要件を備えた特定創業支援事業として、この事業を受けた方が創業を 希望する場合、株式会社設立時の登録免許税減額や、補助金の申請要件を満たすなど様々なメリットがある のも特徴です。

デザイン、コミュニティ、情報発信、資金など、実践的な学びができるプログラム内容となっており、専 業主婦、学生、シニアなど、幅広い方からの参加を受け付けております。

▼こんな人にオススメ
・ぼんやりとしたアイデアをカタチにしたい人
・思いはあるがどうはじめればいいかわからない人
・地域に切磋琢磨し合える仲間をつくりたい人
・専門家から事業プランのフィードバックをもらいたい人

〈概要〉
日程
10月6日、10月20日、10月27日、11月10日、11月24日、12月8日(すべて土曜日)
時間
10:00-16:00 ※初日・最終日は 18:00 まで交流会
会場
東小金井事業創?センター KO-TO(JR 中央線東小金井駅より徒歩 5 分)
定員
20 名(先着順)
参加費
全 6 回 28,000 円(税抜)

申込方法 KO-TO ホームページよりお申し込みください 

http://ko-to.info/course/course-2061/

郊外の空き家を活かすトークイベント 9/10開催 〜起業家による人口減少時代のまちづくりとは〜

報道者各位

郊外の空き家を活かすトークイベント 9/10開催
〜起業家による人口減少時代のまちづくりとは〜

 創業支援や地域活性に取り組む株式会社タウンキッチン(小金井市)は、トークイベント「郊外の空き家を考える会議」を9月10日(月)に開催します。
 高度成長期に都心で働く労働者の住宅機能として整備された郊外は、大きな変化に直面しています。人口減少時代を迎える中、地域には空き家が増加し、さらに働き方改革によってテレワークやサテライトオフィスが推奨されるなど、郊外と都心の関係を見直す動きも出てきています。
 このような郊外を拠点にタウンキッチンは自治体等と協働し、地方創生に係るしごとづくり事業や創業支援施設の運営を通して、地域で事業を始める人を応援してきました。次の展開として今年5月からは店舗・事務所に特化した不動産事業を始め、翌月には東京都の起業家による空き家活用モデル事業のコーディネーターに選定されるなど、空き家を含めた地域課題の解決に取り組んでいます。
 郊外は都市計画による制限が多く、空き家の利活用方法には、例えば店舗併用住宅にするなどの工夫が必要です。本イベントでは、空き家・建築・都市計画における各分野の専門家と共に、空き家の可能性について議論を深め、人口減少時代における郊外のまちづくりについて考えます。

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「郊外の空き家を考える会議」
日時:9月10日(月) 19:00〜21:30
場所:小金井宮地楽器ホール 小ホール (JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前)
参加費:無料
定員:50名 (申込先着順)
申込方法:ホームページより事前申込制 http://ko-to.info/course/course-2041/
対象:空き家を所有している方、将来空き家を所有する見込みがある方、空き家の利活用を検討している方   
プログラム:
トーク①「空き家の正体」、トーク②「住宅を活かす」、トーク③「人口減少時代の都市」、ディスカッション 「郊外の空き家を考える」
ゲスト:         
上田 真一 (NPO法人空き家・空き地管理センター 代表理事)
仲 俊治 (株式会社仲建築設計スタジオ 代表取締役)
饗庭 伸 (首都大学東京 都市環境学部都市政策科学科 教授)
モデレーター:北池 智一郎(株式会社タウンキッチン 代表取締役)
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